
特に平日の好稼動が目立ち、レディースデーの2/28(水)には公開初日の動員を上回る劇場が続出するなど、ターゲットである女性を中心に大ヒットとなっている。
東京メイン館のみならず郊外のシネコンでもレディースデーの稼動が好調!この平日の3/1(木)ファーストデーを受け51館での1週間の興収は110,000,000円台が確実となっており、3/3(土)からの全国拡大公開に向け、更なる盛り上がりが期待される結果となっている。公開劇場へは、着物姿の観客が多数詰め掛けており、和ブーム到来の兆しも…。そこで、作品超大ヒットを記念して割引サービスが急遽決定!
“さくらん大ヒット御礼★花魁割引”
「和服を着た3人組はお1人様1,000円」
(和服=着物、浴衣、羽織袴など)(男性も可)
期間:3月3日(土)〜公開期間中
実施劇場:渋谷シネクイント
また、流行を作る人々に圧倒的支持を受けている本作。ここで、本作に寄せられたコメントをいくつか紹介したい。
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蜷川実花の画、安野モヨコの物語、椎名林檎の音楽、女優たち。
21世紀初頭の日本の「女のコたち」がいかに素晴らしいものか、世界の人々は(&後世のひとも)この映画から知ることになるでしょう。
with編集長 吉岡久美子
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初めて女の側から描かれた花魁映画。
観客にも旦那にも媚びない「さくらん」の出現は、あまりに新鮮だ。
小さな郭のなかで、季節はめぐる。恋の行方は障子に落ちた陽光とともに、やるせない気持ちは桜、もみじなど草花とともに、ほとばしる色彩と生命力を湛え、移ろう。
ただ新しいだけでなく、培われてきた技をも継承するこの映画の存在を、深く記憶に刻みたい。
キネマ旬報 編集長 関口裕子
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「さくらん」
2007年2月24日 シネクイント ほか 全国ロードショー
(c)2007 蜷川組「さくらん」フィルム・コミッティ
配給:アスミック・エース
公式サイト:http://www.sakuran-themovie.com/